寂しい部屋　戸惑う声

寓話的すぎる

フェイトゼロ5話まで見た。群像劇感が強くてよりゲーム・オブ・スローンズ感がある気がする。
ライダーとセイバーの勝負が精神衛生的に健全すぎてワロてまった。夕方6時のアニメかよ。
イスカンダルとウェイバー、今のところ「『愛すべき馬鹿』として設計されてるんだろうけどまったく愛せない」という最悪な位置に収まっています。テンプレを再生産しただけのペアで何も魅力を感じない。
ペテルギウス・ロマネコンティみてぇな奴もいっけどよぉ。なんか現状誰にもあまり魅力を感じない。蟲蔵の男以外かなりどうでもいい。
なんかな～。キャラの深みの出し方が今のところ下手なんだよな。stay/nightが淡口らあめんならZeroは濃口らあめんや。わかりやすい尖った癖をベッタリつけて個性と呼んでいる。ライダーやランサーなんか特にわかりやすいが、stay/nightはキャラクターにそれほど尖った癖がない。割とどこにでもいそうな性格の奴ら。それをバックグラウンドとか関わり合いのダイナミクスとかで個性を出している。だから深みがある。Zeroはいきなり全員顔見せしたり、仮面ライダーレベルの分かりやすさまで還元されてしまっている。
これが中国で一番ウケたんですか？そう……。ていうかそういえばこれ虚淵脚本だっけ。じゃあ奈須きのこと勝手が違うのは当然といえば当然か。作り方の癖が全然違うとは思ったよ。
まぁ、まだ5/25ですから……なんとも言えませんけど……。

ふつうに全然寂しい、もう。予言は現実となった。

満ち足りている状態が永遠であることなんてありえないんですよ。マリオのスター状態みたいなもんです。
25-10-23_091855

寂しいよぉ、佐藤くん……。
何が起きたのか分析した結果、「睡眠の欠如」「日光の不足」ですべてが説明ついてしまった。諸事情でチャリ通を辞めたタイミングからすべてが崩壊しています。結局それか。アクラシアは身体から伝播する。
もう一度向き合わせてください、依存^2に。

寂しさとは？

私は自分の元から誰かが離れていく時、寂しさを感じる。なぜか？
アルバート・エリスのモデルで簡潔に考えてみます。

しかしコトはこう単純ではない。なぜなら正解はおそらく「どちらも変わった」だからです。これはほとんど白紙に戻す行為だ。自分も変わっているならどのみち自責点が生まれる。たとえ相手が変わったとしても、自分が変わらずにいた場合結果が変わっていた可能性は否定できない。
それにAの定義にはおそらく不足がある。たとえばわたしは13年前以来ログインしていないかつての旧友のことを恋しく思うが、これはネガティブな寂しさではない。彼女に対して悪意じみたものは一切ないのだ。しかしわたしがAで問題視しているのはもっとhostileな寂しさ、嫉妬との融合物である。
つまりAには「自分の元から誰かが離れていき、別のグループで仲良くやっていることが可視化されている」という条件がつく。
インスタとかでお馴染みの「見せびらかされている状態(flexing)」だ。理屈ではわかっています。それはHighlight Reelであり、ほとんどの場合彼ら自身の欠乏の裏返しであると。しかしそれを真に確かめる術はない。結局他人には成り代われないのだ。目に見えないものを信じるより目に見えるものを信じる方が楽だ。蓋然的だ。
なにより「自分が世界で一番不幸である」と信じるのはあまりに容易い。容易すぎる。この道が開け放されている限りはいつでもいつまでも迷い子になれるだろう。
あたしを捨てて他の人としあわせになるなんて、許さないから、佐藤くん……。

しかしそれでも私は少しずつ、少しずつ天竺に近づいている気はするのです。2017~2020なんかさ、事あるごとに寂しすぎて垢消ししたりブログやめたりしてたから。そこまでメンタルがブレイクダウンすることは減った……はず。
いや、しかし、でも……わからない。昔は中原岬になることもなかったのだから。珍しく見えない、勝ちへの方程式が。今正しいレールに乗っているかどうかなんて誰にもわからない。かつて私はアーク理論というモデルを構築し、それによれば寂しさは解消されるはずだった。しかし今はただ、寂しいという事実だけがそこにある。
寂しい……寂しいよ、佐藤くん……。どこにいるの……？佐藤くんは寂しくないの？寂しくないの！？あたしは……寂しいよ！！

しかし実利的に考えれば寂しさは人とのつながりでは癒せない、あるいは癒せたとしても効率が悪い。太陽光を浴び、十分な睡眠をとり、瞑想をしよう。そうすればすべて解決する。
”誰も幸せなんかじゃない。だがそんなことは、最低限8時間寝てから言ってくれ。”——藍